桜の花も咲き揃い心華やぐこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
春とはいえ朝晩はまだ冷え込む日もありますので、お体には十分お気をつけください。

マスクの着用義務がなくなり、コロナ禍前のような生活がようやく戻ってきたように感じられます。
とはいえ今後も弊社では、出社とリモートワーク、好きな方を選択しての勤務スタイルは継続していくつもりです。

現在、弊社では 7 割以上の社員がリモートで勤務している状態にあります。
Slack や Zoom などのツールを使ってオンラインで気軽に談話しているものの、やはり全体的にコミュニケーションが減っているのは確かです。

オンラインでもストレスなく働けるよう万全に配慮はしていますが、何かとストレスの多い現代社会、小さなことが積み重なりいつの間にか気持ちが鬱屈してしまうこともあります。悩みや不安は深刻になる前の早期に対処法を知っておくことが大切です。

そこで、昨年の7月から弊社では、福利厚生としてオンラインカウンセリングサービス「マイシェルパ」を導入しています。

マイシェルパとは

「マイシェルパ」とは、心身の悩みを、臨床心理士や公認心理師といった心理の専門家にオンラインで相談できるサービスです。サービスの費用は会社で全額負担します。

相談内容は業務に限ったことではなく、自身についての悩みや、周囲の方々に関する悩みでも相談可能です。プライバシーは保護されるそうなので、誰がいつどんな相談内容で受診したのかなどの情報は会社に一切漏れません。完全にプライベートで利用できます。

体験してみて

カウンセリングは 1 回50分。
長いように思われるかもしれませんが、実際に体験してみた感じではちょうどいい長さだと感じました。
ちなみに、Zoom を使って画面越しに行うのですが、カメラはオンにしなければいけません。


良かった点

• 好きな時間に自宅で受けられる
• 転居しても同じカウンセラーに頼める
• プライバシーは保護される

全てオンラインで完結しているため、好きな時間に予約して自宅で受けられるのは便利だと思いました。もし転居することがあっても、同じカウンセラーにお願いできる点も良いと思います。

現在ですが、約 30 人ほどカウンセラーが在籍しているようで、その中から好きなカウンセラーを選択することができます。もしくはカウンセラーを指定せず、日時だけ選択することもできました。


気になった点

• カウンセラーによって得意不得意なジャンルがある

何度か受診してみたのですが、カウンセラーによって得意不得意なジャンルがあるようでした。
それぞれのプロフィールを見れば、キャリアや何を専門としているのかなどが書いてあるので、それを参考に選ぶのがいいと思います。

情報は会社に一切漏れませんが、カウンセラー間で以前どのような相談があったのかなどのカルテは共有されているみたいです。なので、毎回カウンセラーを変更しても、同じ説明をする必要はありませんでした。


些細なことから深刻なことまで、どんな話でも聞いてくれるので、家族や友人には話しにくいことや、知らない人と話してみたい時などに利用してみてもいいかもしれません。

産業医のいる会社も多いとは思いますが、弊社のような規模の小さい会社でも社員の心身のケアにこのようなサービスを福利厚生として用意していることを知っていただければと思います。