パリ流ファッションスタイル診断を受診した話
目次
久しぶりにプリンを見たら美味しそうだなと思いました。
この記事は、社内イベント「お茶会」での発表内容をもとにまとめたものです。
今回は、弊社の tsujikado が「パリ流ファッションスタイル診断」について話しました。
パリ流ファッションスタイル診断というものを受診してきました。
今回は、パリ流ファッションスタイル診断とはどのようなものなのか、実際に受けてみてどうだったのかを紹介します。
01 パリ流ファッションスタイル診断とは?
パリ流ファッションスタイル診断は、いわゆるイメージコンサルティングの一種です。
イメージコンサルティングには、たとえば次のような診断があります。
- パーソナルカラー診断
- 似合う色の傾向を見る診断
- 骨格診断
- 身体のラインや質感から、似合う服の形・素材を見る診断
- 顔タイプ診断
- 顔立ちの印象から、似合う服のテイストや髪型を見る診断
パリ流ファッションスタイル診断も、それらに近い診断で、自分に似合うファッションの方向性を見ていくものです。
フランス国家認定イメージコンサルタントのトモミさんが開発したメソッドで、10タイプの中から、その人に合うファッションスタイルを導き出します。
「パリ流」という名前は、創始者であるトモミさんがパリで学ばれていたことや、フランスでは内面やパーソナリティを大切にする考え方があることに由来しているそうです。そのため、この診断でも外見だけではなく、その人の雰囲気や内面も含めて見ていきます。
現在はトモミさんから直接学んだ門下生しか診断できないそうで、診断士の数も多くないため、受けられるサロンも限られています。
パリ流で見る「スタイル」とは?
パリ流ファッションスタイル診断でいう「スタイル」とは、その人が持つイメージや雰囲気のことを指します。
このスタイルは、5 つのカテゴリー、10タイプに分けられています。10タイプを簡単に整理すると、次のようになります。

この診断では、10タイプの中から「メイン」「サブ」「アクセント」を決めていきます。
- メイン
- 一番強く出る要素。第一印象に近いもの。
- サブ
- メインを補い、その人らしい個性を出すもの。
- アクセント
- メインとサブだけでは表現しきれない部分を補うもの。人によっては、アクセントが付かない場合もあります。
つまり、パリ流ファッションスタイル診断は、10タイプの中から自分に合う要素を組み合わせて、自分らしいファッションの方向性を見ていく診断です。
「自分のスタイルに合ったファッションをすることで、その人の魅力をより引き出せる」という考え方がベースになっています。
スタイルの組み合わせでどう変わるのか
説明だけでは、少しイメージしづらいかもしれません。
たとえば、メインが「ナチュラル」、サブが「クリエイティブ」の人の場合。
ナチュラルの要素だけで全身をまとめると、自然由来のゆったりとした服装や、無造作な髪型などがイメージされます。ただ、それだけでまとめてしまうと、クリエイティブの要素を持つ人の個性までは引き出しきれないことがあります。
そこで、サブであるクリエイティブの要素を少し足していきます。たとえば、服の雰囲気とは違うビビッドなアイテムを取り入れたり、少し個性的な着こなしをしてみたりします。
そうすることで、ナチュラルをベースにしながらクリエイティブの要素も入り、垢抜けた印象になったり、抜け感が出たりして、その人らしさがより表現されます。

ほかにも、ナチュラル×エレガントであれば、差し色やエレガントな雰囲気のスカーフ、きれいめな形のスラックスなどを取り入れる、といった組み合わせ方もあります。
02 受診しようと思った理由
これまでにも、パーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断などを受けており、それぞれ次のような診断結果が出ていました。
- パーソナルカラー診断
- 暗い・濃い・深い色が似合う
- 骨格診断
- ジャストサイズ、下重心、縦ラインを意識した服が似合う
- 顔タイプ診断
- 個性的なデザインが似合う
ただ、これらはあくまで「色」や「形」など、アイテムを構成する要素の話でもあります。
色は濃くて、形はジャストサイズで、デザインは個性的。
そう言われても、結局どんな服を選べばいいのかよくわかりません。
それぞれの診断結果をどう組み合わせて、最終的にどんなファッションに着地させるとよいのか。その部分を一度プロに見てもらいたいと思い、今回パリ流ファッションスタイル診断を受けてみることにしました。
03 診断を受けるまで
サロン選び
絶対に対面で受けたかったので、まずは東京で対面診断をしているサロンを探しました。
ただ、パリ流ファッションスタイル診断はそもそも診断士が少なく、目を付けていたサロンもなぜかその時期は軒並み休業中。サロン探しは思ったより難航しました。
創始者のトモミさんはパリを拠点にしているため、対面で受けるには現地まで行く必要があります。国内にも診断を行っているサロンはありますが、パリ流を受ける前に、同じサロンでパーソナルカラー診断・骨格診断・顔タイプ診断をすべて受けてからという条件のところがあるなど、時間や費用の面でもなかなかハードルが高めでした。
最終的には、対面診断に対応していて、SNS の雰囲気からも話しやすそうだと感じた静岡の診断士の方にお願いすることに。東京出張も可能とのことだったので、東京での出張診断を依頼しました。
系統が違いそうな友人と比べながら受けたら楽しそうだったので、ペア診断にしました。
料金は出張費込みで、1 人あたり27,000円。大体相場ぐらいの金額です。
事前準備
診断前のやり取りは、LINEで行いました。
事前に送られてきたカウンセリングシートには、年齢や身長、過去に受けたイメージコンサルティング診断の結果、さらに好きなブランドや有名人などのファッションに関する項目に加えて、「自分の性格を一言で表すなら?」「服を着るときに重要視していることは?」といった内面に関する質問もありました。
そのほかに、スタイル分析質問票という独自のアンケートにも回答。内容としては、少し MBTI に近いような印象です。
あわせて、普段のコーディネート写真も送ります。普段着ている服の好みや雰囲気を見てもらうためのもので、5 枚以上が目安でした。
私は診断のために写真を撮り溜めていたので、40枚くらい送りました。似合っていると思うものだけでなく、いまいちだと思う日の写真も、参考になりそうだったので混ぜています。
04 診断当日の流れ
当日に行ったこと
診断当日は、民家のような雰囲気の広めのレンタルスペースで行われました。
当日の流れは、大きく分けると次のような感じです。
- カウンセリングシートをもとにヒアリング
- 悩みや好みを改めて確認したり、送っていたコーディネート写真についてコメントをもらったりしました。
- 骨格チェック
- 鏡を見ながら、肩まわり、腰まわり、膝などを見てもらい、その人の骨格の特徴を確認していきます。
- アイテムを合わせてチェック
- 診断士が持参した革ジャン、ジャージ、カーディガンなど、系統の違うアイテムを6種類ほど着て、似合い方を見てもらいました。生地の軽さや柔らかさ、色、襟や袖の形、装飾品の要不要などを見ていきます。
印象的だったのはトレンチコートです。友人が着たときに「これは少しうるさすぎる」と言われ、診断士が襟や肩章をどんどん隠していきました。最終的にはボタンなども含めてほとんど隠された状態になったのですが、その状態が一番しっくりきていて驚きました。
診断結果の決まり方
ここまでのチェックが終わると、いよいよ診断結果を出していきます。
ただし、「あなたはこれです」といきなり言われるわけではありません。先ほど紹介した10タイプのスタイルを、遠いものから順番に落としていく形で診断が進みます。
落としたスタイルについては、その都度理由を説明してくれます。「これは少し軽すぎる」「遊び心が足りない」といった感じで解説されるのですが、中でも面白かったのが「意図せぬ生活感が出る」という表現でした。聞いていると、たしかにそうかもと納得できる部分が多かったです。
最後に残ったものが、メインのスタイルになります。
メインが決まったら、次にサブとアクセントを見ていきます。ただし、サブとアクセントは、単純に「最後まで残った順番」で決まるわけではありません。人によっては、もっと早い段階で落としたスタイルから要素を持ってくることもあるそうです。
このあたりは、全体のバランスを見ながら決めていくとのことでした。また、2つのスタイルで迷う場合は、事前に回答したスタイル分析質問票の内容など、内面の傾向を考慮することもあるそうです。
こうして、私の診断結果も出してもらいました。
05 診断結果
診断の結果、私のスタイルは次のようになりました。
- メイン:クリエイティブ
- 特定のスタイルに縛られない、自由度の高さを活かす。
- サブ:セクシー
- 濃厚さや重さを足す。
- アクセント:シック
- 好みとしても取り入れたい「強さ」を補う。

キーワードとして言われたのは、遊び心、動的エネルギー、濃厚さ、重さです。
10タイプの中で近いもの・遠いものを整理すると、だいたい次のような位置づけでした。
- 近い:クリエイティブ / セクシー / シック / ドラマティック / スポーティ
- 中間:トラディショナル / ナチュラル / クラシック
- 遠い:ロマンティック / エレガント
カチッとしたものや軽さのあるものだと、私の中にある動的エネルギーを弱めてしまうそうです。一方で、スポーティ以降はどれもいけると言われていて、特定のスタイルに絞るよりも、自由度の高さを活かす方向でメインはクリエイティブになりました。
ちなみに、一緒に受けた友人は私とかなり真逆の結果でした。
- メイン:エレガント
- 上品さ、調和、清潔感を土台にする。
- サブ:ロマンティック
- パーソナルカラーや顔タイプから、フェミニンな要素を補う。
- アクセント:ナチュラル
- 抜け感や軽やかさ、安心感を足す。

友人のキーワードは、清潔感、上品さ、調和。そのど真ん中にあるスタイルとして、メインはエレガントになりました。
- 近い:エレガント / ロマンティック / ナチュラル
- 中間:クラシック / トラディショナル / シック / クリエイティブ
- 遠い:セクシー / スポーティ / ドラマティック
遊びや違和感など、調和を乱すような要素はあまり入れない方がいい一方で、パーソナルカラーや顔の雰囲気にはフェミニンな要素もあるため、それを補うものとしてサブにロマンティックが入っています。
今回は友人とかなり違う方向性の結果になったので、比べながら聞けたのも面白かったです。
06 受けてみた感想
今回の診断は、自分で「この服いい感じかも」と思っていたものに、太鼓判を押してもらったような体験でした。
好きな服や、なんとなくしっくりくるファッションの系統を、要素に分解して言語化してもらえたことで、「好きな感じ」「なんかいい感じ」を前より目指しやすくなった気がします。
ただ、「これを着れば正解です」と答えを決めてもらえる診断ではありません。教えてもらった人やアイテムのすべてにぴんと来たわけではないので、診断結果をヒントにしながら、最終的には自分で模索していくものなのだと思います。
それでも、今日の服が少しいまいちかもと思ったときに、どこを調整すればよさそうか考えやすくなりました。自分の雰囲気をポジティブな言葉で表現してもらえるのも、普通に気分が上がります。
否定されたり、苦手なものを押し付けられたりすることもなく、安心して受けられる診断でした。
パリ流ファッションスタイル診断に興味を持った方は、ぜひ一度受けてみてください。

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