2021/12/03
会社でesports を始めた(い)話
もらった犬にメガサーモンと名付ける夢をみました。
今回は私、西田が「社内で e-sports 部を創設した」話をしました。
会社で esports 部を作って活動を始めました。
なぜそうなったのか、どんな感じなのかを今回のお茶会では簡単に紹介できればと思います。
近年、格闘やパズルなどを扱った ビデオゲームをスポーツ競技とする e-sports が世界中で盛り上がりを見せています。
海外では「esports」を「スポーツ」として認め、さらにプロのゲーマーがスポーツ選手であることを認めている国が増えてきているそうです。その市場規模は約1100億円以上とも言われています。
一方で、日本はまだまだ esports の国内的な認知度が低く市場規模も小さいため、世界の中では esports の後進国と呼ばれているそうですが、2025年には国内市場 600~700億円、周辺産業などを含めると3000億円以上に成長するだろうという報告書を経済産業省がまとめ、国内での積極的な普及に乗り出しました。
esports の普及によって、
などの経済効果が期待されており、さらには若者の誘客や町おこし・地域活性化などにも繋がるだろうと予想されています。
地域活性化の一例として、秋田県で平均年齢65歳以上のシニア esports プロチーム「マタギスナイパーズ」が発足されたというニュースが話題になったのをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
esports の大きな特徴として、インターネットを利用したライブ配信に強いという点が挙げられます。
環境さえ整えれば選手同士が離れていてもオンラインで試合が開催できることから、コロナ対策にも適しています。
注目度の高い大会ともなると視聴者は数十万人以上。
esports を自社の新たな付加価値として、これまでリーチできなかった層への宣伝・拡散効果を期待し、年々 esports 事業を始める企業は増加傾向にあると言われています。
それでは企業はどんな取り組みを行っているのでしょうか。
代表的なのはスポンサーでしょう。
スポンサーと言っても、
などなど色々なものがあります。
そこで本題です。
自社でオウンドチームを持ち、それを子会社や関連会社とすることでスポンサーになるとか、プロプレイヤーを雇用するのはハードルが高いですが、これだとそんなに難しくはありません。
部活動の設立、活動の目的としては社内コミュニケーションであったり、採用活動・福利厚生、働き方改革の一環だと言われているそうです。
さらに、大会や交流戦などに参加して社外、他業界との交流を増やし、商談の機会を得ることまでできれば、結果的に e-sports を通して企業や業績に良い影響を与えることになります。
調べてみると、大会や交流戦がちょこちょこ開かれているらしく、また企業内で組成したチームが対象のリーグなども発足されているようです。
プロがやっているわけではないので外部の視聴者が少なくファンを獲得しづらいなどの課題もあるそうですが、企業同士の交流が主目的であればそこに視聴者がいなくてもとりあえず別に問題はありません。
それに、チームS2ファクトリーとして一般の大会に参加してもいいし。
最悪、自分が頑張って活躍できるところまでいけば会社の宣伝にもなるのでは…。
と相談をして、会社公認で esports 部を作ることになりました!
部を作ったのはいいけれど、
など考えないといけないことは色々とあります。
会社公認とはいえなんの実績もないので投資をお願いすることはできません。
なので、部員のモチベーションのためにも既にある環境で始められるもの、できればお金がかからないものというのが選択肢になります。
最近流行りのゲームとしては、
などなどたくさんあるようですが、何をやるにしても練習は必須です。
となると、いろんなものに手を出すよりも、どれかに絞って集中した方が良さそう。
マイナーなゲームを選んで強くなるのもいいけど、せっかくなら人気があって、大会や交流会がよく開催されているタイトルの方が良い。
というようなことを考えまして、結局「Apex Legends」をやることになりました。
選んだ理由としては、
などですが「自分が趣味でやっていて勝手がわかる」というのが本音です。
FIFAやバトルフィールドシリーズで有名なエレクトロニック・アーツより2019年2月4日に配信が開始された FPS です。
全世界に 1 億人以上のユーザーがいると言われています。
基本的なモードは、60人のプレイヤーが三人一組のチームに分かれて戦うPvPのバトルロイヤルで、最後まで生き残ったチームがチャンピオンになります。
様々なアビリティを持ったキャラクターがいて、ただ撃ち合うだけでなく戦術を駆使して戦う。また、チームプレイが前提となっているので、チャットなしでもコミュニケーションが円滑に取れるように工夫されている点が特徴です。
上にも書きましたが、PC, PS4, PS5, Switch版があり、クラスプラットフォームに対応しています。
なんとか二人集めてチーム S2ファクトリーを結成しました。
なので今のところメンバーは私を含め三人です。
私以外はプレイ経験がないので、なんとなく私がコーチングをしながら週に一度活動しています。
週に一度の活動では三人一緒にゲームをプレイする。その様子を撮影し、私が戦評をやってみるといった具合です。
ほとんどのスタッフが現在でもリモートワークを続けているので、特に活動に支障はなく、活動がある日は自宅から Discord を繋いだりしながらやっています。
基本的には活動時間外の個人練習が主ですが、slackチャンネルでは盛んに意見交換が行われています!
最近は YouTube を使ってプレイ映像をリアルタイムで配信し社内に共有してみたりも。
始めてから二ヶ月しか経っていないので、まだまだ感は否めませんが、ゆくゆくは大会や交流戦に出られれば良いなと考えています。ぜひお誘いください。
また今後は note の方で状況報告できればと思っているので、よかったらチェックしてみてください。
今回は私、西田が「社内で e-sports 部を創設した」話をしました。
会社で esports 部を作って活動を始めました。
なぜそうなったのか、どんな感じなのかを今回のお茶会では簡単に紹介できればと思います。
esports とは
近年、格闘やパズルなどを扱った ビデオゲームをスポーツ競技とする e-sports が世界中で盛り上がりを見せています。
「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。一般社団法人日本eスポーツ連合オフィシャルサイト「eスポーツとは」
https://jesu.or.jp/contents/about_esports/
海外では「esports」を「スポーツ」として認め、さらにプロのゲーマーがスポーツ選手であることを認めている国が増えてきているそうです。その市場規模は約1100億円以上とも言われています。
一方で、日本はまだまだ esports の国内的な認知度が低く市場規模も小さいため、世界の中では esports の後進国と呼ばれているそうですが、2025年には国内市場 600~700億円、周辺産業などを含めると3000億円以上に成長するだろうという報告書を経済産業省がまとめ、国内での積極的な普及に乗り出しました。
esports の普及によって、
- 大会開催
- 観戦・視聴
- 機器購入
- 会場への移動や宿泊施設
などの経済効果が期待されており、さらには若者の誘客や町おこし・地域活性化などにも繋がるだろうと予想されています。
地域活性化の一例として、秋田県で平均年齢65歳以上のシニア esports プロチーム「マタギスナイパーズ」が発足されたというニュースが話題になったのをご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
esports の大きな特徴として、インターネットを利用したライブ配信に強いという点が挙げられます。
環境さえ整えれば選手同士が離れていてもオンラインで試合が開催できることから、コロナ対策にも適しています。
注目度の高い大会ともなると視聴者は数十万人以上。
esports を自社の新たな付加価値として、これまでリーチできなかった層への宣伝・拡散効果を期待し、年々 esports 事業を始める企業は増加傾向にあると言われています。
企業の取り組み
それでは企業はどんな取り組みを行っているのでしょうか。
代表的なのはスポンサーでしょう。
スポンサーと言っても、
- チームに投資
- プロチームと契約を結んでチームの運営資金や選手の給与などに投資
- 大会に投資
- 大会の開催資金や、出場者への賞金・賞品などを投資
- 施設に投資
- 大会が開催される会場やブース・店舗への投資
- 海外チーム・海外大会への投資
- 海外の大会やプロチームへの投資
などなど色々なものがあります。
そこで本題です。
なんとか S2 も esports に関われないだろうか?
部活動
実業団のように esports のトッププレイヤーとしてではなく、普通の社員として普段の業務を行いながら会社公認で活動をする団体、それが e-sports 部やサークルと呼ばれるものです。自社でオウンドチームを持ち、それを子会社や関連会社とすることでスポンサーになるとか、プロプレイヤーを雇用するのはハードルが高いですが、これだとそんなに難しくはありません。
部活動の設立、活動の目的としては社内コミュニケーションであったり、採用活動・福利厚生、働き方改革の一環だと言われているそうです。
さらに、大会や交流戦などに参加して社外、他業界との交流を増やし、商談の機会を得ることまでできれば、結果的に e-sports を通して企業や業績に良い影響を与えることになります。
調べてみると、大会や交流戦がちょこちょこ開かれているらしく、また企業内で組成したチームが対象のリーグなども発足されているようです。
プロがやっているわけではないので外部の視聴者が少なくファンを獲得しづらいなどの課題もあるそうですが、企業同士の交流が主目的であればそこに視聴者がいなくてもとりあえず別に問題はありません。
それに、チームS2ファクトリーとして一般の大会に参加してもいいし。
最悪、自分が頑張って活躍できるところまでいけば会社の宣伝にもなるのでは…。
と相談をして、会社公認で esports 部を作ることになりました!
esports 部設立
部を作ったのはいいけれど、
- 何のゲームをやる?
- 動作環境は?
- いつ集まるの?
など考えないといけないことは色々とあります。
会社公認とはいえなんの実績もないので投資をお願いすることはできません。
なので、部員のモチベーションのためにも既にある環境で始められるもの、できればお金がかからないものというのが選択肢になります。
最近流行りのゲームとしては、
- TPS
- Fortnite, PUBG, スプラトゥーン
- FPS
- Overwatch, VALORANT, APEX
- 格闘ゲーム
- ストリートファイターⅤ, 鉄拳7, スマブラSP
- MOBA
- League of Legends, Dota 2, Brawl Stars
- スポーツゲーム
- ウイイレ, パワプロ, グランツーリスモSPORT
- カードゲーム
- Shadowverse, Hearthstone
- パズルゲーム
- ぷよぷよeスポーツ
などなどたくさんあるようですが、何をやるにしても練習は必須です。
となると、いろんなものに手を出すよりも、どれかに絞って集中した方が良さそう。
マイナーなゲームを選んで強くなるのもいいけど、せっかくなら人気があって、大会や交流会がよく開催されているタイトルの方が良い。
というようなことを考えまして、結局「Apex Legends」をやることになりました。
選んだ理由としては、
- 人気
- 話題性がある
- 大会や交流戦でもよく扱われているタイトル
- クロスプラットフォーム対応
- 基本無料
などですが「自分が趣味でやっていて勝手がわかる」というのが本音です。
Apex ってどんなゲーム?
FIFAやバトルフィールドシリーズで有名なエレクトロニック・アーツより2019年2月4日に配信が開始された FPS です。
全世界に 1 億人以上のユーザーがいると言われています。
基本的なモードは、60人のプレイヤーが三人一組のチームに分かれて戦うPvPのバトルロイヤルで、最後まで生き残ったチームがチャンピオンになります。
様々なアビリティを持ったキャラクターがいて、ただ撃ち合うだけでなく戦術を駆使して戦う。また、チームプレイが前提となっているので、チャットなしでもコミュニケーションが円滑に取れるように工夫されている点が特徴です。
上にも書きましたが、PC, PS4, PS5, Switch版があり、クラスプラットフォームに対応しています。
活動内容と今後
なんとか二人集めてチーム S2ファクトリーを結成しました。
なので今のところメンバーは私を含め三人です。
私以外はプレイ経験がないので、なんとなく私がコーチングをしながら週に一度活動しています。
週に一度の活動では三人一緒にゲームをプレイする。その様子を撮影し、私が戦評をやってみるといった具合です。
ほとんどのスタッフが現在でもリモートワークを続けているので、特に活動に支障はなく、活動がある日は自宅から Discord を繋いだりしながらやっています。
基本的には活動時間外の個人練習が主ですが、slackチャンネルでは盛んに意見交換が行われています!
最近は YouTube を使ってプレイ映像をリアルタイムで配信し社内に共有してみたりも。
始めてから二ヶ月しか経っていないので、まだまだ感は否めませんが、ゆくゆくは大会や交流戦に出られれば良いなと考えています。ぜひお誘いください。
また今後は note の方で状況報告できればと思っているので、よかったらチェックしてみてください。